
犬や猫にとっても、心臓疾患は命に関わる非常に重要な病気です。
特に、小型犬に多い「僧帽弁閉鎖不全症」や、猫に多い「肥大型心筋症」などは、初期段階ではほとんど症状が出ないことが多く、気づいた時には進行しているケースも少なくありません。
春日丘動物病院では、この度2026年の2月より近畿動物医療センターの循環器認定医の和田先生をお呼びして、月一回の月曜日で循環器の専門外来を開くことととなりました。
循環器専門外来では、心臓外科手術も視野に入れた診察が可能です。
循環器認定医の和田先生のご紹介
和田 智樹 (わだ ともき)獣医師・循環器認定医
動物において心臓病は非常に多く、特に高齢犬において最も多い死因の一つとなっています。
しかし心臓病の正確な診断および治療には専門的な技術、血行動態への深い理解が必要となります。
私は普段は大阪の二次診療施設で循環器の専門診療をしており、犬において最も多いとされている僧帽弁閉鎖不全症に対して、人工心肺を用いた僧帽弁形成術や、不整脈に対するペースメーカー植え込み術、心臓カテーテル手術など、様々な心臓病に対して対応しています。
心臓病で苦しむ動物や、不安を抱えた飼い主様に寄り添い診療をさせていただきます。
些細なことでもお気軽にご相談いただけたらと思いますので、宜しくお願い致します。
経歴
- 東京農工大学農学部獣医学科 卒業(2016年)
- 獣医循環器認定医取得(2021年)
- 現在、JACCT(動物心臓血管ケアチーム)に所属し、循環器の専門診療に従事
- 人工心肺を用いた僧帽弁形成術などの心臓外科を執刀
こんな様子、ありませんか?(飼い主様が気づける心臓機能低下サイン)
心臓の機能が低下すると、以下のようなサインが現れます。少しでも「いつもと違う」と感じたら、早めの受診をお勧めします。
- 視覚、聴覚、嗅覚などが衰える
- 咳が出る
- 散歩に行きたがらない、すぐに座り込む、疲れやすくなった
- 呼吸が早い、苦しそう(安静時に喉が大きく動いている、口を開けて呼吸する)
- 失神したことがある(興奮した時などに、急に倒れたりフラついたりする)
- お腹を大きく使って呼吸をしている
循環器専門外来の精密検査
心臓病の診断には、複数の検査を組み合わせた総合的な判断が必要です。当院では動物たちのストレスを最小限に抑えながら検査を行います。
- 聴診:心雑音の有無、リズムの乱れを細かくチェックします。
- 胸部レントゲン検査:心臓の大きさ、形、肺の状態を確認します。
- 心エコー(超音波)検査:心臓内部の動きや血液の流れ、弁の逆流などをリアルタイムで測定します。
- 血圧測定
- 心電図検査:不整脈の有無や種類を確認します。
- 血液性化学検査
犬猫の循環器専門外来の日程
月1回月曜日に実施します。
- 2月実施日
- 2月9日(月)
循環器専門外来のご予約について
電話での予約制です。
診察時間内の時間指定もしくは半日預かりとなります。

